ラブドールを自作して、満足できるレベルのラブドールを手に入れるのは、ほとんど不可能、と言えます。
最近ではDIYなどが流行し、ちょっとした家具や自宅のリフォームなどを自分の手で行う人が増えていますので、その流れで「ラブドールも自作できるんじゃないか?」と考える人もいるようですね。
ラブドールは安価なものでも数万円、高額なものだと数十万円するものです。
そこで「自作すると、お店で購入するよりも安く商品が手に入る」というイメージがあるのも、ラブドールの自作にチャレンジする人が出てくる理由でしょう。
しかしラブドールは、一般的な家具を作るのとは違いますので、自作するのは非常に難しいのです。
今回はラブドールの自作が難しい、4つの理由をご紹介していきます。
ラブドールの製造にはさまざまな専門課程があるため自作は困難!
ラブドールを製造するには、さまざまな専門知識と技術が必要になります。
この専門知識と技術が必要な点が、ラブドールの自作が難しい最大の理由です。
ラブドール製造の工程を順番に見ていけば、自然とラブドールの自作が難しい4つの理由も理解できるでしょう。
●ラブドールの形状デザインには専門知識が必要
ラブドールの製造は、まず理想の体型をデザインすることから始まります。
このデザインは「色っぽくするには胸を大きくする」「美少女っぽくするには全体的に小柄にする」などのような、単純なものではありません。
どのようなラブドールにするか、コンセプトをしっかりと決めて、人間らしい身体つきにするために全体的なバランスを考えてデザインしなければ、美しいラブドールは製造できないのです。
そのためラブドールのデザインには専門知識が必要で、自作は難しいのです。
●リアルなラブドールには金属製の骨格が必要
ラブドールはポーズを変え、好きなポーズに固定するために金属製の骨格が必要になります。
骨格はラブドール自体を支えなければならないので、ある程度の丈夫さが必要であり、また関節部分で自由に曲げられなければならないので、個人で自作できるような簡単なものではありません。
だからと言って骨格が入っていないラブドールでは、全身がぐにゃぐにゃになってしまうので、とてもではありませんが興奮するものにはならないでしょう。
●リアルなラブドールにはTPEの加工技術が必要
ラブドールをリアルなものにするには、触ったときや抱き締めたときの感触が重要になります。
そのため多くのラブドールにはTPE(熱可塑性エラストマー)を原料としていますが、TPEは簡単に扱える素材ではありません。
原料をちゃんとした比率で、均一に混ぜ、型に入れて200℃近くまで加熱しなければなりません。
これらの作業は、とてもではありませんが個人でこなせるようなものではありません。
また型通りにTPE素材でラブドールを製造できたとしても、仕上げに肌を滑らかにするなどの作業が必要ですので、大変手間も掛かります。
●ラブドールの頭部をリアルに仕上げるにはメイク技術が必要
ラブドールのリアルさを一番決定するのは、何よりも顔と言えます。
顔は身体よりも細かい造形部分が多く、製造が難しいのはもちろんですが、メイクも重要になります。
何のメイクもされていない状態のラブドールの頭部は、美しさではなく不気味さが目立ってしまうため、多くのラブドール制作会社では専門のメイクアップアーティストがリアルな表情を生み出すためのメイクを施しています。
さらにラブドールの頭部にピッタリ合ったウィッグも選ばなければなりません。
このようにリアルなラブドールを作成するには、さまざまな専門知識と複雑な工程が必要となるので、自作は難しいのです。
ラブドールの自作は難しいけれどカスタマイズは可能!
1からラブドールを自作するのは、さまざまな理由から難しいのはご理解いただけたと思います。
それでも「スタイルからルックスまで、完全に自分好みのラブドールを手に入れたい!」という夢を諦めきれないのか、世の中には「ラブドールを自作してみた」という人が数多く存在するようです。
インターネットでは検索すれば、その「自作ラブドール」の画像を見られるのですが、実際に見てみるおどう見てもリアルな人間とはほど遠い、まるで「呪いの人形」のような身体と顔をしているものが多く、とてもではありませんが「抱きたい」と思えるものではない、と思えるのではないでしょうか。
しかし「どうしても自分好みの顔や体型のラブドールがほしい!」と、夢を捨てられない人もいるでしょう。
そういう人には「ラブドールのカスタマイズ」という手段が残されています。
「Tpdoll」をはじめとして、ラブドール販売サイトのほとんどはラブドールの購入時に、購入者の好みに合わせたある程度のカスタマイズが可能です。
たとえば、肌の色を白っぽくしたり茶色っぽくしたり、目の色を黒や青にしたりといった、色に関するカスタマイズや、見た目ではありませんがラブドールのおっぱいを中空タイプにするかゼリータイプにするか、性器部分を一体式にするか着脱式にするか、といった使用感に関する点もカスタマイズできます。
また髪の毛についても、ウィッグにするか植毛にするかを選ぶことができます。
ウィッグにすれば、好きな髪型にするのもウィッグを交換すればいいだけですので簡単です。
一方で植毛にすれば、自分でラブドールの髪の毛を梳かしたり、ヘアスタイルを変えてあげたりもできるのでより愛情が深まるかもしれませんが、髪の毛の長さを長くしたり短くしたりはできませんので、一長一短があります。
メイクに関しても、多くのラブドールは一般的な化粧品でメイクされているので、自分でメイク技術を磨けば元々のメイクを落として、自分好みのメイクをしてあげられます。
このようにラブドールは、自分でできるカスタマイズの範囲が非常に広いのが嬉しいところですね。
ラブドール専門通販サイト「Tpdoll」でラブドールを購入して自分好みにカスタマイズしてあげよう!
一度ラブドールを購入してしまうと、変えられないので飽きてしまって使わなくなってしまわないかどうかが心配、との理由でラブドールの購入を躊躇する人もいます。
しかし一度購入したラブドールを変化させられない、というのはイメージの問題でしかありません。
もちろん体型や根本的なルックスなど、変化させられない部分はありますが、髪型やメイクなどは自分でアレンジが可能なので、それらを変えるだけでもかなり変わった印象を得られます。
爪をネイルアートで飾ってあげるなどは、技術の取得は必要ですが、自分の手でアレンジを加えてあげることで、より一層ラブドールに対する愛着も高まるでしょう。
これらの理由から、大変な苦労をしてわざわざラブドールを自作するよりも「Tpdoll」のようなラブドール販売専門サイトでラブドールを購入し、自分でアレンジしてあげる方がおすすめと言えます。
ぜひラブドールを購入し、自分好みにアレンジしてずっと愛し続けてあげてくださいね!